縄張り争いで使える最強の武器とは?いろんな動物まとめてみた。

生物

今回は、縄張り争いで使える、最強の武器を兼ね備えた動物達をご紹介します。

ご紹介している動物達は、各々の最強の武器を使って、絶滅することなく現代まで生き延びてきました。

縄張りを守ったり、奪ったりするための、最強の武器をもった動物達を一気にご紹介します。

オポッサム

危険に遭遇すると、地面に倒れて動かなくなります。

且つ、よだれを垂らしてぴくりともしなくなります(笑)

死んだふりをするわけです。

動かないことは、その他の動物でもできますが、

よだれを垂らして死んだふりをするという、発想がすごいですね。

本能的な部分なのか。あるいは学習して得た技術なのか。とても気になります。

それだけではありません。

肛門腺から死臭のようなにおいを発します。

襲いかかった動物はオポッサムへの興味を失って(死んでいると判断して)その場を立ち去るということです。

たとえ、自分の縄張りを荒らされたとしても、

この武器があれば、自分の命は助かりますね。

ポットー

日本では、聞きなじみのない動物です。

ポットーは子猫くらいの大きさの猿です。

のんびりとした動作のため襲われるとうまく逃げられません。

そこで先のとがった脊髄骨を浮き上がらせるようにして威嚇します。

敵はポットーの首あたりから謎の武器が出てきたと思って驚きます。

仕留めても食べられないと思わせる効果があるようです。

前述した、オポッサム同様、例え縄張りが荒らされたとしても、

自分の命は守ることができます。

ヤマネ

ハムスターみたいでかわいいですが、

ヤマネの尻尾の部分の皮膚はゆるく、

敵から逃げる時に尻尾を切り離して逃げることができます。

トカゲみたいな爬虫類がよくやる防衛策です。

哺乳類の中でこの逃げ方をする動物はとても稀のようです。

しかしトカゲのように尻尾を再生する力はないため、

この技が使えるのは一度きりだそうです。

判断力が問われますね(笑)

確実に死ぬと判断した場合(自分よりはるかに大きな動物が、尻尾部分まで迫ってきたときとか)は、潔く切り離して逃げることができます。

が、一生に一回だけという条件付きです。

スカンク

スカンク=おなら。

ですよね。

当たり前だと思われるかもしれませんが、

彼らのおならは想像を絶するほど半端ない威力をもっています。

おならを出すための、筋肉が発達しているため、3メートル先まで放つことが可能です。

仮に顔面に噴射されてしまったら失明の危険もあるということです。

においで失明ですよ?やばくないですか?

唯一の弱点としては、おならのチャージに10日間以上かかるので、

何発も放てないという点です。

スカンクの武器を把握している人間や、天敵はまず近寄らないでしょうね。

縄張りに侵入してきた天敵がいようものであれば、

一発放てば二度と、その天敵は縄張りに侵入してこないでしょうね。

カモノハシ

新幹線設計のモデルともなったカモノハシですが、

オスのカモノハシは後ろ足に毒腺を持っています。

犬くらいの大きさの動物なら、殺めることが可能です。

人間が刺された場合は死に至ることはないですが、

刺されたことのある人は「ものすごく痛かった」と主張しています。

毒を持っているのはオスだけで、メスにはそのような武器は一切ありません。

オスは、比較的争いが多いため、オスだけにこのような武器が生まれたのかもしれませんね。

スローロリス

スローロリスは、その名の通りゆっくりとした動きで生活しています。

最強の武器は、ひじにある毒腺です。

危険を感じた際は、肘から毒を出し、毒を舌で全身に広げることによって、より守りを固めます。

スローロリスを捉えた天敵は、喜びもつかの間、体内に毒が回ればそのまま天国行きです。

また、スローロリスに、噛まれた際も毒が体に回ってしまい、

人間が噛まれた場合アナフィラキシーショックで死に至ることもあるようです。

スローロリスの特性を把握している天敵は、

まずスローロリスの縄張りに近づくことはないでしょう。

ナマケモノ

よくテレビにも出ているナマケモノ。

ナマケモノは擬態の名手なんです。

ナマケモノの最大の特徴といえば、「動かないこと」ですよね。

実はその習性がバツグンの擬態効果を発揮しています。

じっとしてると、その毛並みの色も相まって木々と見事に同化し、見事な擬態効果になります。

また、ナマケモノの体毛には苔が生えるることも多く、

擬態効果をさらに向上させているというわけなんです。

「動かないこと」が、自分の縄張りを守る最強の武器といえますね。

キリン

キリンは地球上で最も背の高い動物です。

体長は約5メートル、体重は約1トン前後にも及びます。

キリン=首の長い動物脚の長い動物

この長ーい首長ーい脚が、最強の武器になります。

おだやかそうに見えるキリンですが、

実は脚力が強く、ほかの動物に襲われそうなときや、異性争いの時には、

長い脚で強力なキックを繰り出します。

脚の攻撃でも相手が怯まない場合は、約200キロを超えるとされる重い首を、

ムチのようにしならせ相手をたたきつけます。

ライオン5〜6頭ほどの群れであれば、その強靭な首と脚力で軽く蹴散らしてしまうそうです。

人間も動物も、キリンの首と脚の特性を知っていれば、まず近づくことはなさそうです。

アフリカゾウ

圧倒的なパワーを持つ、地上最大の哺乳類。

最強の武器は、なんといっても、皮膚が分厚いのが特徴です。

ちょっとやそっとの攻撃も跳ね返すができます。

また、8トン近い体重と、長さ3.5メートルまでにもなる牙をもっています。

仮に、アフリカゾウを怒らせてしまえば、村一つが崩壊にまでもっていかれることもあるのだとか。

攻撃で使える武器も、守りで使える武器も、二刀流の最強武器があるので、

地上最強の動物と言われています。

まず、アフリカゾウの縄張りには、誰も近寄らないですね。

まとめ

如何でしたでしょうか。

意外な最強武器をもっていたり、一見弱そうな見た目でも、擬態や死んだふりなど、自分を守る最強の武器をもっていたり、

縄張り争いで、大活躍しそうな武器を持った動物がたくさんいました。

生きていく為には、必ず縄張り(テリトリー)が必要です。

縄張りを守ったり、奪ったりするために、それぞれの動物はあらゆる最強武器を身に着け、現代にいたります。

また、下記でも縄張り意識について、それぞれの生物に特化した記事もございますので、併せてご覧いただけますと幸いです。

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