【知らなかった!】「縄張り」の意味は、勢力範囲だけではなかった!「縄張り」の由来から分かる、意外な意味を解説。

定義

「縄張り」と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?

「ヤクザのシマ!」

「動物同士のテリトリー!」

「戦国大将軍の勢力範囲!」

などなど。

勢力範囲や、テリトリーなどを思い浮かべますよね。

実は・・・・・

他にもこんな意味があります・・・・・

「縄を張って境界を決めること」

「建築物の敷地の広さを定めること」

「思ってんたんとちゃうやーん!?」

「俺の縄張りは、何だったんだ。」

「広さ定めるときは、面積じゃないの?」

筆者も、お三方と同意見です。

今回は、「縄張りの意味」について

意外な使われ方を紹介します。

縄張りの意味とは?

「縄張り 意味」で検索すると、以下、5つの意味がヒットします。

  1. 縄を張って境界を決めること。
  2. 建築予定の敷地に縄を張って、建築物の敷地の広さを定めること。
  3. 博徒や暴力団などの勢力範囲。
  4. ある人の勢力範囲や専門とする領域。
  5. 動物の個体や集団が、それぞれの生活の場を確保するために、他の個体や集団の侵入を許さない地域。テリトリー。

3. 4. 5. の意味は、ご存じの方も多いかと思います。

が、

1. 2. の意味は、あまり知られていない意味です。

「縄張り」の由来

  1. 縄を張って境界を決めること。
  2. 建築予定の敷地に縄を張って、建築物の敷地の広さを定めること。

ピンと来ないかもしれませんが・・・・・

「縄張」を「縄を張る」と言い変えると、意味合いが良く分かります。

ひと昔前、文明が発達していない時代は、

自分の所有する土地を、縄を張って境界戦を定めて所有権を示していました。

そうして「縄張り」という言葉が生まれたんですね。

現代でも、建築予定地などに、縄というか糸みたいな(上記写真のような)ものをピンと張って、印がつけられています。

見えない縄を張って、縄張りを示している

現代の人間や動物同士の勢力争いにも、

見えない縄を張り、境界戦を定めています。

縄張りに入ってくる人や外敵を追い払う傾向は、現代でもよくみかけます。

古来の人たちは、縄を張って個人の所有権を示し、現代は、そこから派生して、見えない縄を張って、勢力範囲やテリトリーなど、馴染みのある意味合いになりました。

「確かに!見えない縄、張ってたわ。」

「由来から考えると意味が分かりやすい!」

「漢字がすべてを語っている」

縄張りを言い換えると?

縄張りの言い変えは、下記の言葉でも言い換えることができます。

領土

例文)領土はその国が所有する土地のこと

領域

例文)自国の領域の保全につとめる
彼の研究領域はかなり広い

領分

例文)それは医者の領分だ
男性の領分といわれていた仕事に女性が次々と進出する

例文)自分たちの島を他人に奪われないようにする ▽他のグループの島を荒らす

テリトリー

例文)テリトリーに近づいてくる敵を威嚇(いかく)する動物のしぐさ

支配下

例文)インドは大英帝国の支配下にあった

射程距離

例文)敵兵は今射程距離にいる


ほかにも、場所を割り当てる言葉でも言い換えができます。

  • 土地の割り当て
  • 区画
  • 場所の割り振り
  • 区域

などなど。

現代は、言い換えの言葉の方が多く耳にしますね。

まとめ

如何でしたでしょうか。

現代人の我々にとって

「縄張り」と聞くと

勢力範囲や、テリトリーが強いですが、

古来の人たちは、

私有地を表す為に

縄張りを使ったり、

建築物を築く際の設計図の意味になったり、

意外な表現方法があるのが分かりました。

他にも由来を調べていくと、

現代とは全く違う

使われ方をしている言葉があるかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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